論争をしないコミュニケーションをとるための4つのルール

2019年5月6日まで
この記事は約5分で読めます。

論争をしないコミュニケーションをとるためのルールについて

4つのことを本から学びました。

 

口論に時間を割くムダをしっかり省けるので

日々、実践できればとても生産的な人生を送ることができると思います。

 

前提:説明するという行為では何も解決されない。
  1. まずは落ち着いてゆっくり話す。
  2. 相手の話をしっかりと聞いているということをわかってもらう。
  3. 相手の気持ちを目立たせる。
  4. 相手にどうするかを考えてもらう。

 

前提:「説明」では良い結果を残すことができない。

説明をするという行為は、相手に教えようとしているのではなく

「私が正しくて、あなたはこういう理由から間違っている」と

暗に示していることです。

 

誰でも自分が愚かに見えることを望んでいないと思います。

説明するとは、諭された側=敗北という状況を作り出すものです。

どんなにしっかりとした証拠と論理をもって、相手に理解を求めても

相手は、譲歩はするかもしれませんが、憎まれることになる結果が想像できます。

 

こういう勝敗のつく形に持ち込んでしまえば

最終的にはどちら側も実質的に「負け」となるでしょう。

 

人を威圧することをやめましょう。

威圧された側、つまりその時に自分より弱かった相手は

その事実を覚えているものなので、自分が弱った時に

力をつけたその相手に報復を企てられる可能性があります。

 

そんな不毛な関係からは何も生み出すことはないので

受容と共感を大事にする意識をもつ。

 

1.落ち着いてゆっくりと話す

基本ですが、怒って話をしてはいけない。

怒りのコントロールが必要です。

感情のコントロールはわかっていても

実践するのは難しいので、1つの方法としては

 

子供に話しかけるような気持ちを持つ。

 

そもそも、子供に話しかけるときに論理性を気にして話をしようと思わないと思いますので、目の前の相手は子供だ!と思いましょう。

 

見た目は大人、中身は子供!(名探偵コ○ンの逆バージョン)

そう思えば、やりやすいですかね?

いや、逆に笑えますか。

気持ちの問題で、子供にもわかるようにということです。

 

落ち着いてゆったり話すことは

相手にプレッシャーを与えることもなくなり

感情的な意思決定ではなく理性的な意思決定を導くことができるでしょう。

 

相手のペースがこちらを打ち負かそうとするものであっても

ゆったりのペースをしっかり保てば

相手の怒りなどの感情は時間と共に収まることになるでしょう。

 

2.相手の話をしっかりと聞いているということをわかってもらう。

相手の言うことを決して否定してはいけない。

良い聞き手になることに努める。

夫婦関係を改善する一番の秘訣にも通用します。

 

自分の意見を挟まないことをしっかり心に刻む。

 

では、どうやって聞くか。

「何」または「どのように」で始まるように質問をする。

自由回答を促すということです。

そして相手の言うことに耳を傾け、受け入れる。

それから相手からの内容をわかりやすく言い換えて

問い返してみる。

 

ゲームだと考えて目的は相手から「Yes」と言う返事を

引き出す。

 

ただ、相手が言ったことに賛同できないときに

口を挟みたくなる衝動にかられると思いますが、抑えなければなりません。

 

人が離職をするときの一番の理由は

上司が自分の言うことを聞いてくれないと感じることなので

傾聴するという行動は必須事項になります。

 

相手の気持ちを目立たせる。

相手の気持ちにしっかり焦点を当てるようにする。

相手の話に応じて、共感しながら返事をし、

気持ちの部分で反応する。

 

こうやって理解を示し、相手の感情をなだめる。

 

感情に名前をつけて、返してあげると

その感情の激しさは軽減できるそうです。

相手にどうするかを考えてもらう。

相手の頭の中を冷静にするために、感情をコントロールさせ、

考えてもらう領域を確保し再活性化をさせよう。

 

そのことの最適な質問は

「自分にはなにをしてもらいたいか?」という質問。

選択肢を狭めて、考えることを余儀なくさせる。

 

気をつけることは、相手の問題をこちらで解決して

なにをすべきかを相手に指示をしてはいけない。

質問をすることによって相手自身が問題を解決できるように手助けをする。

相手の返答をフィードバックして、相手が言っていることが

理にかなっているかを考えさせる。

 

相手が解決策を思いついたら、それをやり通す可能性が高くなり

自分は敗北を認めることもない。

自身で問題を解決することで、口論を緩めることができる。

 

 

このことから受容、共感のコミュニケーションは論争を産むことがなく

生産的な活動に集中できる技術だと言えます。

 

 

それでは、今日はこの辺で!

ありがとうございました。

スタジオフォトアライ・ジュエ

お子様とご家族がいっしょに成長できる、そんな家庭作りを、写真と撮影と思い出を通してお手伝いしていきます。お届けするのは、パパであり、フォトグラファーであり、メンタルケア心理士でもある三重県松阪市の写真スタジオ、スタジオフォトアライ・ジュエの店長(荒井ゆうすけ)がお届けしていきます。どうぞよろしくお願いします。

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